柔道整復学科
日本古来の伝統医術を基本とした外傷治療のエキスパートを養成
昼間部(全日制)9:20~ 募集定員:60名
柔道整復師国家試験 本校合格率
開校以来過去14年間の総合合格率
本校平均
75.4%
全国平均
68.2%
柔道整復とは?
日本古来の武道である柔術から発祥し、わが国で独自に発達した伝統医術です。
「ほねつぎ」「接骨」は伝統に培われた合理的な徒手整復術で、まさしく”手当てをする”という言葉の本質を表しています。患者さんと向き合って症状を聞き、信頼関係をはぐくみながら高度な外傷治療を施す伝統医術なのです。


活躍のフィールドは多岐にわたり、将来的には独立開業し治療家を目指します
資格取得後は、医療機関勤務の他、医師や歯科医師と同様に独立開業するなど、さまざまな選択肢があります。活躍のフィールドは接骨院、整骨院はもちろん医療機関、スポーツの現場、福祉施設など多岐にわたっております。
健康保険が使えることから、近年、接骨院、整骨院のニーズも高まっております。適確な治療方針を打ち出し、適切な処置を施す柔道整復師は、外傷治療のエキスパートとして今後ますます注目を集める職業です。
柔道整復学科のカリキュラム
理解力と技術力向上の効率的カリキュラム
3年後の国家試験合格を実現するため、初心者でも必要な知識・技術を効果的に習得できるように、基礎分野、専門基礎分野、専門分野が1年次から3年次の間に絶妙に効率よく編成されています。
ベテラン講師陣が検証を重ねたカリキュラムは、順を追って学んでいくことにより理論と実技が相互に理解できるシステムになっております。
高度最先端医療を知るための本校独自の特別講義も行います。
本校独自の高度なカリキュラム
本学科では、科学的裏づけをもった柔道整復師の育成を目指し、また、国家試験合格に向けて知識や技術を修得するため、法定単位より多い100単位以上を学びます。本校では、国家試験科目として重要な専門知識分野と専門分野の全科目を2年次で全て学び終えることで柔道整復師に必要な医学知識の全体像が見えてきます。3年次の一年間は国家試験合格に向けたカリキュラムになっています。
入学から国家資格取得までの流れ
柔道整復師を目指して[3年間の道のり]
理論講義の理解と実技実習の習得を目的に効率よく編成された高度なカリキュラム。
医用画像学では最新画像機器を使用し、理解度を深める講義を実践します。
入学
入学おめでとうございます!
1年次
医療人としての一般教養や解剖学・生理学などの専門基礎分野の一部、さらに、柔整師に必要な基礎知識・技術を修得します。
2年次
1年次で習得した基礎医学知識を深めながら、国家試験科目として重要な専門基礎分野と専門分野を重点的に学び、プロの知識・技術を修得します。
3年次
1・2年次で学んだ理論や技術を再度学びます。さらに、模擬試験を行うことでレベルアップを図り、国家試験合格を目指します。
認定実技審査
厚生労働省の外郭団体が実施する実技の認定審査です。柔道整復実技と柔道の二科目が3年生の2学期(11月~12月)に実施されます。
国家試験
3年次卒業間際の3月上旬に国家試験が行われます。本校では1年次から国家試験合格に向けたカリキュラムが編成されており、万全のサポート体制で臨みます。
卒業・合格
卒業おめでとうございます!
就職・活躍
柔道整復師として経験を積み、探究心を持ち続け、患者様に喜んでいただける治療家になりましょう!
在校生からのメッセージ

小野寺 華さん
柔道整復学科・3年(八戸工業大学第二高校出身)
デイサービスで身体介護やレクリエーションを通じて、これからの高齢社会を支えられる機能訓練指導員になりたい。
Q1. 柔道整復師を目指したきっかけは?
高校1年生の時に、姉が骨折をした際、医療の現場を目の当たりにして、私もこういう人になりたいと思いました。自然治癒力を最大限に生かし、回復へと導いていけるような技術を身に付け、高齢者の自立した生活に貢献できるような機能訓練指導員になりたいです。
Q2. 学校の雰囲気は?
勉強しやすい環境が整っていると思います。先生方は、明るくフレンドリーな先生が多く、親身になって教えてくれるので安心感があります。

相馬 舜大さん
柔道整復学科・3年(青森県立弘前実業高校出身)
柔道整復師になるために、大好きな柔道を続けながら専門的知識や技術を徹底して学んでいます!
Q1. 柔道整復師になろうとしたきっかけは?
中学2年生の時、柔道の大会で大怪我をした際、初めて整骨院で治療を受け、柔道整復師という仕事を知りました。将来は自分もケガで苦しんでいる人を助ける事で、社会の役に立てるような仕事がしたいです!
Q2. 入学前に不安はありましたか?
親元を離れて不安なこともありましたが、先生方や受付の方、守衛の皆さんもとても優しいので、すぐに不安はなくなりました。今では新しい友達も増えてとても楽しいです。

佐藤 彩さん
柔道整復学科・3年(秋田和洋女子高校出身)
将来の夢は開業し、スポーツトレーナーとして活動することです。
Q1. 学校生活はいかがですか?
勉強は簡単ではありませんが、友人たちとの会話も楽しく充実した毎日です!お昼はサロンに集まって楽しい会話をしながら午後の授業に向けてリフレッシュしています。
Q2. 将来の夢を教えて下さい。
スポーツトレーナーとして活動することが夢です。若いアスリートが少しでも長くスポーツを続けられる手助けをしたいと考えています。母校のトレーナーとしても活躍したいです。

中村 健人さん
柔道整復学科・3年(岩手県立盛岡南高校出身)
休みの時間に友達と一緒にご飯を食べたりして、友達との仲を深めることが出来るのでとても楽しいです。
Q1. 先生の印象は?
どの先生方も熱心に指導して下さり、その都度、大事なポイントを繰り返し教えて下さるのでとても分かりやすいです。
Q2. 勉強はどうですか?
入学前は、授業についていけるか不安でしたが、分からないところがあればすぐに教えて下さる先生方や、同じ志を持つ仲間と共に、楽しく充実した生活を送っています。
卒業後の展望
柔道整復師は、求人難の現状で高い就職率を誇っています。さらに、健康保険が適用されていることから、独立開業を目指す柔道整復師も増えています。新しい分野に対応すべく、介護・福祉やスポーツトレーナーなどの需要も高まっています。
就職

接骨院や整骨院での勤務はもちろん、整形外科など各種医療機関のスタッフとして、運動器損傷の治療などを受け持ちます。
独立開業

「自分の治療院を持つ!」医師や歯科医師と同様に独立して開業することも可能。将来まで見通した人生設計ができるのも柔道整復師の魅力です。
スポーツ

捻挫や打撲などへの適切な処置が求められるスポーツ医療。プロスポーツの現場では、選手のコンディション調整や、外傷治療など多くの柔道整復師が活躍しています。
福祉

福祉施設などでお年寄りの機能回復訓練を行うことが可能です。5年の経験でケアマネージャーの受験資格を取得できます。
活躍する卒業生(勤務柔道整復師)


鎌田 健太郎さん
にこにこスポーツ整骨院 院長(秋田県大仙市)
平成24年度卒業
地元就職を希望して、秋田でスポーツ選手を支える当院に魅力を感じ就職を決めました。「生涯健康、脱介護」を理念に地元の中学生はじめ高齢者と幅広い患者層に対応しています。勤務6年目、院長として数字・スタッフ管理で大変な面もありますが、自分を頼って来られる患者さんの症状が良くなる姿にやりがいを感じています。


熊谷 友果さん
西葛西さくら整骨院 院長(東京都)
平成22年度卒業
男女関係なく活躍できる仕事に就きたいと、柔道整復師の道を選びました。当院は、スタッフ全員が女性で、女性ならではの身体の悩みに対応しています。社内研修を通して、マネージメントやマインドも学び、10院以上臨床現場を経験する中、沢山の人と接し人間味が増してきたと思います。やりがいのある働き易い環境です。


佐藤 啓さん
あい鍼灸整骨院 院長(宮城県仙台市)
平成24年度卒業
神奈川拠点の当社が仙台に初出店して2年目。現在は同市内に2店舗目も出店しました。当院は土・日も利用出来る利便性から、同建物ショッピングセンターを利用するお客さんはじめ、怪我で来院する中学生など客足も多く忙しい毎日ですが、5人のスタッフが元気に頑張ってくれています。将来は、自分の院も持ちたいです。
開業!
夢を実現した卒業生

学生時代からサポートしている日体大レスリング部出身の文田さんは2021開催東京オリンピック日本代表に!
鴨志田コンディショニング鍼灸整骨院
(神奈川県横浜市)
将来はプロ野球に関わる仕事がしたいと思いこの資格を目指しました。盛医卒後トレーナー委託を行う鍼灸接骨院に勤務。プロ野球チーム、日本体育大学レスリング部など様々な競技に携わる中、縁あって日体大レスリング部の専属トレーナーに抜擢。日体大の地元鴨志田で開業するに至りました。将来は、運動療法のスペースとスポーツジム設備を充実させ、運動療法の良さをここ鴨志田から拡げていきたいです。
院長 渡邊 友樹さん
平成22年度卒業

あおがき整骨院
(秋田県鹿角市)
地元秋田鹿角市で昨年春に開業。整骨院勤務7年の間に個人の整骨院や、デイサービスでの機能訓練指導の経験も積み、技術・理論の修得を勤め人の頃より大事にしてきました。地方における医科の減少に伴い、対診の依頼は隣の大館市までと不便を強いられておりますが、これまでの知識と経験を活かし、医師との連携を図りながら、地域に根ざした医療をこれからも展開していきたいと思っております。
院長 阿部 俊輔さん
平成22年度卒業

岩手医科大学附属病院勤務
(岩手県盛岡市)
本校柔道整復学科夜間部2年在学中に岩手医科大学医学部の入試に合格し、本校3年の時昼は医学部、夜は本校柔整学科とダブルスクールとして頑張りました。現在泌尿器科医として勤務する傍ら、大学院(泌尿器科学講座)で更なる研究に研鑽。患者さまの立場に立った真の治療家を目指しこれからも頑張ります。
露久保 敬嗣さん
本校 平成21年度卒業/岩手医科大学 医学部・平成26年度卒業
講師からのメッセージ
医療やスポーツ、介護など多分野で活躍出来る人材を育成
柔道整復師は、医療業界はもちろん、スポーツから最近の高齢化に伴い介護分野にも活躍の幅を拡げています。基本的な知識と技術をしっかり身につけることで、幅広いニーズに対応出来る資格です。そのためには、豊富な経験と知識が必要です。決して簡単な道のりではありませんが、私たちと一緒に頑張りましょう。

柔道整復学科 学科長
松岡 靖
INFORMATION

